一景入魂

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感じたヒト・モノ・コトをフォトで伝えます

青春18切符旅~釜石市&大槌町~

18切符で旅行中、列車内で釜石に帰省中の女性と出会いました。そのご縁で、釜石や、大槌町など、震災で被害が大きかった地区などを案内して下さいました。

 

撮った写真を紹介しながら、その時感じたことを書きたいと思います。

 

まずは、めかぶラーメンで腹ごしらえ。

ワカメやめかぶで見えませんが、釜石ラーメンと呼ばれ、細麺が特徴。素麺のようにツルッとのどを通り、食べやすかった=2019年3月 新華園で

ワカメやめかぶで見えませんが、釜石ラーメンと呼ばれ、細麺が特徴。素麺のようにツルッとのどを通り、食べやすかった=2019年3月 新華園で

 

 

次に、1週間前に開通したばかりの三陸自動車道に乗り、大鎚方面へ。

開通した釜石自動車道=車内より

開通した釜石自動車道=車内より

大槌地区が一望できる城山公園。

確かに家が密集し、大勢の人々が生活していた=2019年3月 城山公園で

確かに家が密集し、大勢の人々が生活していた=2019年3月 城山公園で

8年前まで密集した家々があり、大勢の人が生活していた。

城山公園からの眺め。中央には開業を1週間後に迫った三陸鉄道が試運転している。=2019年3月 城山公園で

城山公園からの眺め。中央には開業を1週間後に迫った三陸鉄道が試運転している。=2019年3月 城山公園で

大鎚町文化交流センターへ。

付箋の数だけ想い出が詰まっている=2019年3月 大槌町文化交流センターで

付箋の数だけ想い出が詰まっている=2019年3月 大槌町文化交流センターで

センター内に、大鎚町の模型があり、家には住んでいた人の名前が、道や堤防などには、想い出が書かれていました。

堤防には「中学生のカップルがいました」と書かれていた=2019年3月 大槌町文化交流センターで

堤防には「中学生のカップルがいました」と書かれていた=2019年3月 大槌町文化交流センターで

 

センター周辺は、工事中か、家やお店、道路…何もかもが新しい。

 

町は、津波で甚大な被害を受けた場所にあえて公共施設を建て、人が住まないようにしているそう。

 

建設中の防波堤や、

 

町の所々に高台へ逃げる避難ルートを示す看板がありました。

震災後に整備された高台へ続く道=2019年3月 釜石市鵜住居町で

震災後に整備された高台へ続く道=2019年3月 釜石市鵜住居町で

建設中の釜石鵜住居復興スタジアムへ。

ラグビーワールドカップが開催される、釜石鵜住居復興スタジアム

ラグビーワールドカップが開催される、釜石鵜住居復興スタジアム

ここで今年、ワールドカップラグビーの試合が行われます。

客席より=2019年3月 釜石鵜住居復興スタジアムで

客席より=2019年3月 釜石鵜住居復興スタジアムで

半日、釜石市を訪問して、震災や津波によって多くの命と想い出が失われてしまいましたが、そこから前向きに復興しようとする住んでいる人々や地域、国の力を強く感じました。

 

また、地元の方が、地元を大切に思う気持ちの強さを感じました。

 

 

 

つづく・・・